このコラムは2019年9月に書かれました🐝
皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。
少しずつ秋の気配が感じられるものの、太陽がサンサンと照りつける日々。
屋外に長くいると、髪がごわついてからまりやすくなりますが、原因は紫外線なんですな~。
紫外線を当てた髪。これを顕微鏡で見ると、「料理人が包丁を入れたキュウリ」にそっくりなんですな~。(このキュウリは、海鮮料理の名店で発見しました。)
紫外線によって、髪表面を保護しているウロコ状の「キューティクル」がめくれ上がり、ささくれ立つのです。その結果、手触りがジャリジャリとしてごわつき、ささくれ立った髪同士がからまるんですな~。
キューティクルの成分「タンパク質」を紫外線が分解することで、この現象が起こります。
分解されたキューティクルのタンパク質は、元に戻りません。
ただし、「ささくれ立ったキューティクル」を落ち着かせて、ごわつきやからまりを解消することは可能なんですな~。
方法は、お風呂の中と外の「ダブルトリートメント」でのうるおい補給。
★お風呂の中で★
シャンプー後、トリートメントを塗布。根元にはつけず、ごわつく毛先などにタップリと。手でなじませた後、目のあらいクシでコーミング(トリートメント用コームが100均にもあったんですな~)。髪をアップにして約5分放置し、その間はできれば湯船に入ったりシャワーキャップをかぶったりしてスチーミング。あとすすぎます。
★お風呂の外で★
タオルドライ後、毛先中心にアウトバストリートメントを塗布。剤型は、うるおい補給に効果的なミルクタイプがおすすめですな~。そのあと乾かしますが、仕上げに冷風を当てて髪をひきしめます。
髪にしなやかさ・なめらかさが戻ったら・・・「おしゃれの秋」が来ますかな~。
まあ自分は「食欲の秋」なんですな~。
それでは、次回のコラムもお楽しみに。