冬の髪を乾燥から守る！ シャンプーの洗い方
こちらのコラムでは、お客様から届いたお悩みや質問を元に成分解説や正しい使用方法をお届けしています🐝
今日のテーマは、
冬の髪を乾燥から守る！ シャンプーの洗い方
冬は肌だけでなく、髪と頭皮も乾燥によるダメージを受けやすい季節。
空気が乾燥しているうえに暖房の風にもさらされるため、気づくと「髪がパサパサ…」「なんだか、頭がかゆいような…」などのお悩みの声がちらほらと。
そこで今回は「冬の髪の乾燥対策」として、洗い方からシャンプー選びまで、重要なポイントをまとめました。
1. シャンプーは“ただ洗うだけ”じゃない
髪と頭皮をいたわるには、スキンケアのようにうるおいを守りながら洗う意識が大切。冬は特に、「洗う＝汚れを落とす」だけにこだわりすぎると、頭皮に必要な皮脂まで落としすぎて、かえって乾燥を悪化させる原因になることも…
▷ スキンケア感覚でうるおいを保つシャンプーを
シャンプーはアミノ酸系シャンプーや、頭皮にやさしい処方のものを選びましょう。たっぷりと泡立てて、指の腹で頭皮をやさしくマッサージするイメージで洗うのがポイントです。泡立てがしっかりできていれば、ゴシゴシこすらなくても汚れが落ちやすくなります。
2. 「２度洗い」は基本的に不要
しっかりシャンプーが泡だてば１回の洗髪で、髪と頭皮の汚れは十分に洗い流すことができます。２度洗いをしすぎると、頭皮や髪を過剰に洗浄してしまい、ますます乾燥トラブルが起こりやすくなることも。
▷ 整髪料が多いときは、2回に分ける
ただし、整髪料をたくさん使った日などは、１回目で髪表面の整髪料をサッと落とし、2回目に頭皮を中心にしっかり洗うのがおすすめ。1回目は髪全体を優しく洗い、2回目は地肌を重点的に洗うイメージです。
3. 冬こそ「洗いすぎない」工夫が大切
「冬でも毎日シャンプーしたい！」という方は多いと思いますが、洗い方を間違えると乾燥を加速させる原因に…。だからこそ、マイルドなシャンプーを使って、頭皮のうるおいを奪いすぎないようにすることが大切です。
▷ マイルドなシャンプーで毎日洗うスタイルを
頭皮や髪の皮脂バランスを整えながら洗うことができる、アミノ酸系・弱酸性シャンプーなどを選びましょう。敏感肌や乾燥肌の方は特に要チェックです。乾燥しがちな冬でも、うるおいを守りながら毎日洗うことができます。
４. トリートメントはインバスとアウトバスの合せ技
シャンプー後のトリートメントは髪に残った水分を切ってからラップパックがおすすめ。乾燥しやすい毛先は特に、揉み込むようにトリートメントを馴染ませます。いつもより数分時間をおいてから洗い流せば、保湿成分がじっくりと浸透し、うるおい感がアップします。
▷ ヘアミルクでクイックケア
お風呂上がりにドライヤーの熱や乾燥から髪を守るために、ヘアミルクを活用しましょう。油分と水分がバランスよく配合されたヘアミルクなら乾いた髪にもサッと使えて、日中の乾燥対策にもぴったり。髪表面の乾燥を防ぎながら、髪内部まで保湿します。
まとめ
- シャンプーはスキンケアのように“うるおいを守りながら”洗う
- 2度洗いは基本不要。ただし、整髪料が多い日は髪と頭皮を分けて洗う
- 冬は洗いすぎに注意！ マイルドなシャンプーで乾燥を予防
- トリートメントはインバスとアウトバスを併用
冬の寒さと乾燥は、髪や頭皮にとって思っている以上に刺激になることも。だからこそ、スキンケア感覚で髪をいたわるシャンプー選びや洗い方がとても重要です。
しっかり保湿しながら洗うことと、ヘアミルクなど保湿効果があるケアを取り入れることで、乾燥が気になるシーズンでも健康的な髪をキープできるはずです。
毎日のヘアケアで保湿を意識して潤いとツヤのある髪をめざしましょう。
