2019年11月号【焼き芋にヘアケアのヒントが?】
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このコラムは2019年11月に書かれました🐝
秋も深まって、焼き芋のおいしい季節なんですな~。
つい買っちゃうのですが、食べながら気づいたことがあったのです。
焼き芋は、高い温度で焼かれていて、皮はパリパリに乾燥しています。
ところが、中の「芋」はしっとり。
水分が保持されていて、食感がパサパサしていないのでした。
サツマイモは、髪だったら焦げてパッサパサになるぐらいの高い温度で焼かれるのに、
どうして芋がしっとり感を保っているのか・・・という疑問を持つのは職業病でしょうかな~。
ということで、11月のテーマ【焼き芋にヘアケアのヒントが?】なんですな~。
まずは焼き芋の状態を解析してみたんですな~。
- 売られている状態では、皮がはがれていないんですな~。皮がはがれていないから、熱をかけても中の芋は守られているのでした。
- 中の芋には、デンプンや糖が含まれています。これらは水分と結合して、水分の蒸発をおさえるんですな~。
焼き芋は、芋をおおっている「皮」による「ガード」が効いていて、サツマイモのデンプンや糖がしっとり感をキープしているんですな~。
実は、髪も焼き芋と同じ現象が発生する事があるのです。
それはヘアアイロンやドライヤーによる、「熱ダメージ」を受けた時なんですな~。
髪の表面をおおっているウロコ状の「キューティクル」も焼き芋の「皮」と同じ役割を果たします。
「キューティクル」に高温の熱をかけると、乾燥してひび割れてしまい、どんどんはがれ落ちていきます。
これが「熱ダメージ」を受けた状態。
この「熱ダメージ」を防ぐヒントが「芋」にあったんですな~。
すなわち、大事なことは、
- キューティクルのはがれをおさえて表面保護力を高める
- アミノ酸成分や糖分などの保湿剤で髪内部の水分蒸発を防ぐ
という2つのことができれば、熱ダメージを防げると考えたんですな~。
熱ダメージ防止に有用なのは、アウトバストリートメントですな~。
特に、「オイル成分」「保湿剤」の両方が配合されたミルクタイプが効果的です。
ミルクタイプのアウトバストリートメントには2つのはたらきがあるんですな~。
- オイル成分が髪表面をコーティングし、キューティクルのはがれをおさえる
- 保湿剤が髪内部の水分と結合して、うるおいを保つ
例えば、ハニープラス ヘアミルクに配合の「アミノプロテクター」「ハチミツ」は、髪内部のうるおいをたくわえる保湿剤なんですな~
なお、ヘアアイロンを使う場合は、アウトバストリートメントをつけたら一度乾かすのがポイントですな~。
特に、「熱から髪を守ろう」とヘアオイルをたっぷりつけ、即アイロンをかけると逆効果。
焼き肉のごとく髪が焦げるのです。
・・・という文章を書いていて、「焼き肉」を食べたくなったものでした。
食欲の秋なんですな~。
それでは、次回のコラムもお楽しみに。
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