悩みがいろいろ、髪のエイジングケア
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こちらのコラムでは、お客様から届いたお悩みや質問を元に成分解説や正しい使用方法をお届けしています🐝
以前よりも、ツヤがなくなって髪全体がパサついてるように感じる…
髪の乾燥を防ぐためにシャンプーの回数を減らすと頭皮のベタつきが気になる…
アホ毛のようなモワモワした毛が増えてきた…
今日は悩みがいろいろ、髪のエイジングケアの話。
年齢を重ねるとともに、髪内部の脂質が減り、油分と水分のバランスが崩れ、毛先だけじゃなく髪全体が乾燥した状態になります。
また、エイジングによって「生えてくる髪の毛の内部繊維の構造」が変わり、うねった髪が生えやすくなったり、生えてくる髪自体が細く切れやすくなって「切れ毛」が増えたりします。
その結果、アホ毛のようなモワモワした毛が目立つように…
加えて、ヘアカラーや白髪染めは髪の表面を覆うキューティクルに大きな影響を与えます。
アルカリ性成分と過酸化水素が、キューティクルの脂質を分解し、よりパサつきやすい状態に。
※「洗濯洗剤(アルカリ性成分)」+「液体酸素系漂白剤(過酸化水素)」が、アブラのシミを分解する作用に似ています。
髪の内部構造が変化し脂質が不足した髪にはインバストリートメントでの集中ケアがおすすめですが、
ショートやボブなど肩につかないくらいの長さの方は、洗い流さないアウトバストリートメントでケアを。
軽めのヘアミルクなら、パサつきを抑えてペタッとせずにふんわり仕上がります🐝
うねった髪が生えてくるのは直すことができませんが、エイジング毛対策には以下の3つがポイントです。
ポイント① 髪にコシを与え、切れにくくする
シャンプー後、トリートメントの前にハニープラス ブースタージェルを髪の気になる箇所(アホ毛が出やすいトップの根元、うねる毛先など)になじませます。
すすがず毛先中心にトリートメントを重ね付けし、その後一緒にすすぎます。
ポイント② 丈夫な髪が生えるようにするのを助ける
シャンプー時は頭皮をマッサージするように洗ってしっかりすすぐ。
洗髪後は指で頭皮を軽くトントンと叩く「タッピングマッサージ」を行い、頭皮の血行を良くします。
ポイント③ モワモワ感が目立たないよう、まとまりよくする
毛先はアウトバストリートメントで保護し、トップの根元はドライ時にひと工夫。
根元に風を送り、根元を立たせるように乾かし生えグセを整えます。
また、頭皮のベタつきが気になるからといって、洗浄力が強いシャンプーを使用すると余計に髪が乾燥することも。
洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーの使用をおすすめします🐝
シャンプー博士のコラム内でも、頭皮のベタつきを解消するシャンプー方法を紹介しています。