シャンプーに欠かせない「だし」
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こちらのコラムでは、お客様から届いたお悩みや質問を元に成分解説や正しい使用方法をお届けしています🐝
おはようございます🐝
今日は、シャンプーに欠かせない「だし」のお話。
市販のシャンプーの中には、「アミノ酸洗浄成分配合」と明記されているものの、
主となる洗浄成分がラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naなど、アミノ酸系洗浄成分ではないものがあります。
一般的に、アミノ酸系シャンプーとは、
アミノ酸系洗浄成分を主体としてその他必要な成分を配合したシャンプーを指します🐝
ハニープラスで言うと、ハチミツの次に多く配合されている、ラウロイルメチルアラニンNaやココイルメチルタウリンNaがアミノ酸系洗浄成分です。
ラウロイルメチルアラニンNaやココイルメチルタウリンNaは髪や地肌への刺激がマイルドでベビー向けシャンプーにも配合されています。
ラウロイルメチルアラニンNaやココイルメチルタウリンNa単体では、泡立ちが弱く油性の整髪料や大人の皮脂汚れまですっきり落とすのは難しく、
ハニープラスシャンプーには他に〇〇ベタインやコカミド〇〇といった泡立ちをUPする界面活性剤や洗い上がりをなめらかにする界面活性剤をバランス良く配合しています。
もし、アミノ酸系洗浄成分「だけ」しか配合しなかったら…
泡立ちが弱く汚れも落ちにくくなり、粘度が低いので手にとってもサラサラとこぼれ落ちてしまう使いにくいシャンプーになります😭
逆に、〇〇ベタインやコカミド〇〇などの補助的な成分を多く入れ過ぎると泡が重すぎてすっきり洗えなかったり、髪の感触が悪くなったりします。
お味噌汁で言うと、アミノ酸系洗浄成分が味噌、補助的な成分が「出汁(だし)」のような位置づけ。
味噌でベースの味をつけて、出汁を加えて旨味を出して美味しいお味噌汁に仕上げます。
今日は、シャンプーに配合される洗浄成分の役割についてのお話でした🐝