ヘアオイルに"はちみつ"は配合できる?ハニープラスが選んだ、サラサラ仕上がりの秘密とは
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こちらのコラムでは、お客様から届いたお悩みや質問を元に成分解説や正しい使用方法をお届けしています🐝
今日のテーマは、
ヘアオイルに"はちみつ"は配合できる?ハニープラスが選んだ、サラサラ仕上がりの秘密とは
ハチミツ(蜂蜜)は、保湿成分として髪にうるおいを与えしっとりとまとまりやすくする働きがあります。
ハニープラスでも2017年1月のシャンプー&トリートメントの発売からハチミツを配合したヘアケア製品作りにこだわってきました。
ところが、今年発売したヘアオイルにはハチミツを配合していません。
実はハチミツは水溶性で、オイルにそのまま溶け込ませるのはとても難しい成分なんです。
今回は、ハチミツ油との相性や、ハニープラスがヘアオイルにハチミツを配合しなかった理由、そして代わりに選んだスクワランオイルの魅力についてお伝えします。
ハチミツは水溶性の原料、オイルとの相性が悪い理由
ハチミツは水と相性が良い「水溶性」の化粧品原料です。
一方、ヘアオイルは油をベースとしているため、油分がメインのオイル製品に大量に溶け込ませるのは難しく、ごくわずかな量しか配合できません。
ごく微量であれば配合可能ですが…、せっかくのハチミツの保湿効果や補修効果を充分に感じられません。
つまり、オイルタイプのアイテムでは、はちみつの本来の良さを最大限に活かしにくいのです。
ハニープラスのこだわり:「効果を実感できる配合量」
ハニープラスは、実際に使ったときに成分の効果を「しっかり感じられること」を重要視しています。
ハチミツのヘアオイルへの配合は非効率で効果を実感することが難しいです。
だからこそ、ハニープラスのヘアオイル(ボタニカルオイル、スムースオイル)にはあえてハチミツを配合しませんでした。
「入れればいい」ではなく、「入れても効果を感じられないなら無理に入れない」ことがハニープラスが大切にしているこだわりです。
代わりに採用したスクワランオイルでサラサラ仕上げの秘訣
ハニープラスのヘアオイルはハチミツに代えて髪を美しく仕上げるために「スクワランオイル」をベースに作りました。
スクワランオイルは、サラッと軽いテクスチャーで髪にスムーズに広がり、ベタつきにくく内部まで浸透しやすいのが特長です。
● ボタニカルオイル:スクワランオイルをベースに植物由来のオイルを組み合わせた処方。
通常、植物オイルは重たく感じることがありますが、スクワランオイルのサラサラした特性が、内部まで浸透しやすく、ベタつかず重たくならない心地良い使用感をサポート。ヤシ由来のアミノ酸系オイル配合し髪内部の水分をキープします。
● スムースオイル:スクワランをブレンドしたサラサラオイル処方で髪全体に均一になじみ、サラサラかつ滑らかな指通りを与える。
「オイル=重たい」というイメージを覆し、指通りの良さをしっかり感じられます。シンプルな処方で無香料タイプなので香りの強さを気にされる方にもおすすめです。
ハチミツの効果を実感するなら「乳化状態」のヘアミルクがおすすめ
「ハチミツの保湿効果を実感したい!」という方には、ハニープラスのアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)であるヘアミルクをおすすめします。
ヘアミルクは、水と油が乳化し混じり合った状態のため、ハチミツの効果を実感できる量を配合できます。その結果、ハチミツ由来の保湿・補修効果をしっかり髪に与えることが可能です。
ハチミツ配合量が一番多い※アミノブレンドヘアマスクも要チェック
※ハニープラスシリーズにおいて
ハニープラスの中で一番ハチミツ配合量が多いのが、アミノブレンドヘアマスク。
ヘアマスクは水分と油分が乳化したクリーム状なので、ハチミツを十分に加えることが可能です。週に2~3回のスペシャルケアとして使えば、ハチミツ由来の保湿・補修効果でよりしっとりまとまる髪へと近づけます。
ヘアオイルにハチミツの効果を実感できる量を配合するのは難しい――だからこそ、ハニープラスは「効果を感じるために、ハチミツが活きる処方」にこだわりました。
ヘアオイルでは、ハチミツの代わりにスクワランオイルを活用し、オイルなのに軽やかな仕上がりと使い心地を提供。一方、はちみつ効果を存分に味わいたい方には、ヘアミルクやアミノブレンドヘアマスクがおすすめです。
あなたの髪悩みに合わせて、最適なアイテムを選び、ハチミツとオイルの特徴を賢く使い分けてみてください🐝