
梅雨の「うねり」「広がり」、なぜ?
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こちらのコラムでは、お客様から届いたお悩みや質問を元に成分解説や正しい使用方法をお届けしています🐝
今日のテーマは、
梅雨の「うねり」「広がり」、なぜ?
梅雨に入ると、「髪がうねる」「まとまらない」「広がりが止まらない」というお悩みのご相談が増えます🐝雨の多い日やジメジメした日が続くと、ヘアスタイルを整えるのも一苦労、という方は少なくないようで――
そこで今回は、なぜ梅雨時期に髪がうねったり広がったりしやすいのか、そのメカニズムを解説します🐝✨️
1. なぜ湿気で髪がうねるのか
髪はもともと、水分を吸収しやすい性質を持っています。特に傷んだ髪は湿気の影響を受けやすく、梅雨の時期に空気中の湿度が高まると、髪の内部に取り込む水分量にムラが生じることが多くなり、それが「うねり」や「広がり」の原因の一つとされています。
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キューティクルの乱れ
傷んだ髪はキューティクルが整っていないため、外部からの湿気を必要以上に取り込みやすい傾向があります。 -
内部の水分バランスの乱れ
髪の部分ごとに湿気の吸収量が異なると、毛髪が膨張する程度に差が出て、うねりや広がりが発生しやすくなります。
パーマ・カラー・高熱アイロン、さらには加齢でタンパク質が減少した髪ほど影響を受けやすいのが特徴です😱
2. 湿気に負けない髪を作るポイント
梅雨時期の髪悩み対策は、1️⃣髪の内部にしっかりと潤いを与え、外部からの余計な湿気を吸いにくくすること、そして2️⃣髪の表面を滑らかに保護することが重要です。
- 髪内部の潤い保持: ダメージを補修しながら水分を閉じ込めることで、外部環境の変化に左右されにくい髪へ近づけます。
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髪表面をなめらかに: キューティクルを整えた状態を保つと、湿気による影響が小さくなり、うねりや広がりにくく、ヘアオイルなども均一に髪表面をコートする子ができます。
3. 梅雨のうねり対策は髪の内部と表面のWケア
傷んだ髪表面は凸凹しているため、ヘアオイルがムラ付きしやすくオイル自体も弾きがち。
まずは丁寧なインバスケアがポイント。
シャンプー後、トリートメントを塗布する前に髪の水分をオフ。タオルをつかってぽんぽんと水分を吸収するとコンディショニング効果もUP。根元は避けて毛先を中心にトリートメントをたっぷり塗布したら粗めのコームでゆっくり梳かします。すぐには流さず3~5分程度おいてからすすぎます。
インバスケアで髪内部が潤うと、オイルが馴染みやすくなりアウトバスケアの効果も高まります。
インバスケアに時間が取れないときは、ヘアミルクがおすすめです。
ヘアミルクは、油分と水分が混じり合ってクリーム状になっているので、保湿成分がダメージを受けた髪内部に浸透しながら、コート成分が髪表面も保護。
ハニープラスのヘアミルクは、油分で湿気から髪を守るモイストタイプと水分で髪内部を満たして余計な湿気をブロックするエアリータイプの2種類。
しっとり仕上げたい時にはモイスト、サラッと軽く仕上げたいときはエアリーがおすすめです。