シャンプー博士の美髪レシピ

2020年9月号【夏バテした頭皮と髪のダブルケア】

2020年9月号【夏バテした頭皮と髪のダブルケア】

「美しく健やかな髪」をテーマに、体を張っている「シャンプー博士」ですな~。 いつもは自分の髪をブリーチして実験台にしているのですが… ブリーチ部分を全部カットしたのです。 久しぶりに「健康な髪」を楽しみたかったんですな~。 ところが、ひと月たって、てっぺんの髪が茶色くなっていることに気づいたんですな~。 手ざわりも少しゴワゴワした感触。   原因を思い浮かべると、「夏の強い日射し」 ちょっと外出するだけで顔は日焼けするし、紫外線も強烈なんでしょうな~。 【コラム 9月】「夏バテした頭皮と髪のダブルケア」の巻   髪に紫外線を当てると、表面を保護しているウロコ状の「キューティクル」がめくれて、ささくれ立 つんですな~。 そうしますと、手触りがゴワついて、髪の色素など内部成分が洗髪時に流出しやすく なります。 しかも、カラーやパーマ・ヘアアイロンなど「おしゃれする髪」は、紫外線でいっそう傷 むんですな~。 それだけではないのです。 日光の当たる「髪の分け目」が、日焼けするんですな~。 気がつくと、日焼けした頭皮がヒリヒリ、髪がパサパサ・・・。 そこで、強い日射しで疲れた「頭皮」と「髪」を簡単にケアする方法をお知らせするんですな~。 【頭皮ケア】 (1)髪の分け目は、たまに変えると良いんですな~。毎日分け目が同じだと、そこに紫外線も集 中。ところが、今日は右・明日は真ん中・あさっては左、と分け目を変えることで、紫外線の集中攻 撃から逃れることができるんですな~。   (2)分け目が日焼けして、なんとなくカサつく場合は「頭皮ケアローション」「ボディ用化粧水」 でケア。顔用の化粧水でも結構ですが、「ちょっとしっとりしすぎ」「高コスト」なんてことも。油 分より水分をおぎない、べたつかないうるおいを与えます。 【髪のケア】...

2020年9月号【夏バテした頭皮と髪のダブルケア】

「美しく健やかな髪」をテーマに、体を張っている「シャンプー博士」ですな~。 いつもは自分の髪をブリーチして実験台にしているのですが… ブリーチ部分を全部カットしたのです。 久しぶりに「健康な髪」を楽しみたかったんですな~。 ところが、ひと月たって、てっぺんの髪が茶色くなっていることに気づいたんですな~。 手ざわりも少しゴワゴワした感触。   原因を思い浮かべると、「夏の強い日射し」 ちょっと外出するだけで顔は日焼けするし、紫外線も強烈なんでしょうな~。 【コラム 9月】「夏バテした頭皮と髪のダブルケア」の巻   髪に紫外線を当てると、表面を保護しているウロコ状の「キューティクル」がめくれて、ささくれ立 つんですな~。 そうしますと、手触りがゴワついて、髪の色素など内部成分が洗髪時に流出しやすく なります。 しかも、カラーやパーマ・ヘアアイロンなど「おしゃれする髪」は、紫外線でいっそう傷 むんですな~。 それだけではないのです。 日光の当たる「髪の分け目」が、日焼けするんですな~。 気がつくと、日焼けした頭皮がヒリヒリ、髪がパサパサ・・・。 そこで、強い日射しで疲れた「頭皮」と「髪」を簡単にケアする方法をお知らせするんですな~。 【頭皮ケア】 (1)髪の分け目は、たまに変えると良いんですな~。毎日分け目が同じだと、そこに紫外線も集 中。ところが、今日は右・明日は真ん中・あさっては左、と分け目を変えることで、紫外線の集中攻 撃から逃れることができるんですな~。   (2)分け目が日焼けして、なんとなくカサつく場合は「頭皮ケアローション」「ボディ用化粧水」 でケア。顔用の化粧水でも結構ですが、「ちょっとしっとりしすぎ」「高コスト」なんてことも。油 分より水分をおぎない、べたつかないうるおいを与えます。 【髪のケア】...

2019年12月号【歳末ヘアケアジレンマ対策】

2019年12月号【歳末ヘアケアジレンマ対策】

このコラムは2019年12月に書かれました🐝   皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。   いつの間にか師走になったのですが、年末は「ヘアケアのジレンマ」の時期だと思ったんですな~   何がジレンマかといいますと・・・   今年のうちに傷んだ髪をきれいにしておきたい。   でも・・・   「年末のサロンは大混雑で行くのが大変」 「忙しいからサロンに行く余裕もない」   というジレンマなんですな~。   ということで、12月のテーマは【歳末ヘアケアジレンマ対策】    サロンに行けない時も、自宅でヘアエステを行うことができるんですな~。   今回は、その方法をご紹介します。   「頭皮の毛穴汚れを落とす」 「傷んだ毛先をしっかりトリートメントする」   この2点がポイントなんですな~   ポイント1【頭皮の毛穴汚れを落とす】 ★シャンプー前に、湯船につかって頭皮の毛穴を開かせるのがコツですな~...

2019年12月号【歳末ヘアケアジレンマ対策】

このコラムは2019年12月に書かれました🐝   皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。   いつの間にか師走になったのですが、年末は「ヘアケアのジレンマ」の時期だと思ったんですな~   何がジレンマかといいますと・・・   今年のうちに傷んだ髪をきれいにしておきたい。   でも・・・   「年末のサロンは大混雑で行くのが大変」 「忙しいからサロンに行く余裕もない」   というジレンマなんですな~。   ということで、12月のテーマは【歳末ヘアケアジレンマ対策】    サロンに行けない時も、自宅でヘアエステを行うことができるんですな~。   今回は、その方法をご紹介します。   「頭皮の毛穴汚れを落とす」 「傷んだ毛先をしっかりトリートメントする」   この2点がポイントなんですな~   ポイント1【頭皮の毛穴汚れを落とす】 ★シャンプー前に、湯船につかって頭皮の毛穴を開かせるのがコツですな~...

2019年11月号【焼き芋にヘアケアのヒントが?】

2019年11月号【焼き芋にヘアケアのヒントが?】

このコラムは2019年11月に書かれました🐝 秋も深まって、焼き芋のおいしい季節なんですな~。 つい買っちゃうのですが、食べながら気づいたことがあったのです。   焼き芋は、高い温度で焼かれていて、皮はパリパリに乾燥しています。 ところが、中の「芋」はしっとり。 水分が保持されていて、食感がパサパサしていないのでした。   サツマイモは、髪だったら焦げてパッサパサになるぐらいの高い温度で焼かれるのに、 どうして芋がしっとり感を保っているのか・・・という疑問を持つのは職業病でしょうかな~。   ということで、11月のテーマ【焼き芋にヘアケアのヒントが?】なんですな~。   まずは焼き芋の状態を解析してみたんですな~。   売られている状態では、皮がはがれていないんですな~。皮がはがれていないから、熱をかけても中の芋は守られているのでした。 中の芋には、デンプンや糖が含まれています。これらは水分と結合して、水分の蒸発をおさえるんですな~。 焼き芋は、芋をおおっている「皮」による「ガード」が効いていて、サツマイモのデンプンや糖がしっとり感をキープしているんですな~。 実は、髪も焼き芋と同じ現象が発生する事があるのです。 それはヘアアイロンやドライヤーによる、「熱ダメージ」を受けた時なんですな~。 髪の表面をおおっているウロコ状の「キューティクル」も焼き芋の「皮」と同じ役割を果たします。 「キューティクル」に高温の熱をかけると、乾燥してひび割れてしまい、どんどんはがれ落ちていきます。 これが「熱ダメージ」を受けた状態。 この「熱ダメージ」を防ぐヒントが「芋」にあったんですな~。 すなわち、大事なことは、 キューティクルのはがれをおさえて表面保護力を高める  アミノ酸成分や糖分などの保湿剤で髪内部の水分蒸発を防ぐ という2つのことができれば、熱ダメージを防げると考えたんですな~。   熱ダメージ防止に有用なのは、アウトバストリートメントですな~。...

2019年11月号【焼き芋にヘアケアのヒントが?】

このコラムは2019年11月に書かれました🐝 秋も深まって、焼き芋のおいしい季節なんですな~。 つい買っちゃうのですが、食べながら気づいたことがあったのです。   焼き芋は、高い温度で焼かれていて、皮はパリパリに乾燥しています。 ところが、中の「芋」はしっとり。 水分が保持されていて、食感がパサパサしていないのでした。   サツマイモは、髪だったら焦げてパッサパサになるぐらいの高い温度で焼かれるのに、 どうして芋がしっとり感を保っているのか・・・という疑問を持つのは職業病でしょうかな~。   ということで、11月のテーマ【焼き芋にヘアケアのヒントが?】なんですな~。   まずは焼き芋の状態を解析してみたんですな~。   売られている状態では、皮がはがれていないんですな~。皮がはがれていないから、熱をかけても中の芋は守られているのでした。 中の芋には、デンプンや糖が含まれています。これらは水分と結合して、水分の蒸発をおさえるんですな~。 焼き芋は、芋をおおっている「皮」による「ガード」が効いていて、サツマイモのデンプンや糖がしっとり感をキープしているんですな~。 実は、髪も焼き芋と同じ現象が発生する事があるのです。 それはヘアアイロンやドライヤーによる、「熱ダメージ」を受けた時なんですな~。 髪の表面をおおっているウロコ状の「キューティクル」も焼き芋の「皮」と同じ役割を果たします。 「キューティクル」に高温の熱をかけると、乾燥してひび割れてしまい、どんどんはがれ落ちていきます。 これが「熱ダメージ」を受けた状態。 この「熱ダメージ」を防ぐヒントが「芋」にあったんですな~。 すなわち、大事なことは、 キューティクルのはがれをおさえて表面保護力を高める  アミノ酸成分や糖分などの保湿剤で髪内部の水分蒸発を防ぐ という2つのことができれば、熱ダメージを防げると考えたんですな~。   熱ダメージ防止に有用なのは、アウトバストリートメントですな~。...

2019年10月号【秋は抜け毛の季節?頭皮をすこやかに】

2019年10月号【秋は抜け毛の季節?頭皮をすこやかに】

このコラムは2019年10月に書かれました🐝 皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。     というのは表の顔で、その道〇〇年の筋金入りのシャンプーオタクなんですな~。   あまり趣味に走り過ぎるとシャンプーマネージャーにー怒られるので、こちらのコラムではヘアケアの専門家の目線で皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思ってるんですな~。 季節はすっかり秋模様なんですな~。   それでは早速、10月のテーマ【秋は抜け毛の季節?頭皮をすこやかに】なんですな~。   秋は、「味覚の秋」「おしゃれの秋」と言われる季節。 ところが、抜け毛が増えがちな季節でもあるんですな~   抜け毛は「夏の疲れが原因」「動物同様、生えかわりに伴うもの」と言われていますが、 対策は、髪が生えている根っこの部分(毛根)を元気にすること。   すなわち、毛根に栄養が行き届くようにすることなんですな~。   そこで効果的なのは、頭皮マッサージ。   頭皮マッサージで血行を良くすると、 血液の流れに乗って「毛根の細胞」に栄養がゆきわたりやすくなります。   とはいっても、マッサージなんて難しそう・・・という方に。   簡単にできる「Wマッサージ」をご紹介するんですな~。   Wマッサージとは、「洗髪中」と、「洗髪後」の両方でマッサージすること。 1)洗髪時は、シャンプーブラシでマッサージ。...

2019年10月号【秋は抜け毛の季節?頭皮をすこやかに】

このコラムは2019年10月に書かれました🐝 皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。     というのは表の顔で、その道〇〇年の筋金入りのシャンプーオタクなんですな~。   あまり趣味に走り過ぎるとシャンプーマネージャーにー怒られるので、こちらのコラムではヘアケアの専門家の目線で皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思ってるんですな~。 季節はすっかり秋模様なんですな~。   それでは早速、10月のテーマ【秋は抜け毛の季節?頭皮をすこやかに】なんですな~。   秋は、「味覚の秋」「おしゃれの秋」と言われる季節。 ところが、抜け毛が増えがちな季節でもあるんですな~   抜け毛は「夏の疲れが原因」「動物同様、生えかわりに伴うもの」と言われていますが、 対策は、髪が生えている根っこの部分(毛根)を元気にすること。   すなわち、毛根に栄養が行き届くようにすることなんですな~。   そこで効果的なのは、頭皮マッサージ。   頭皮マッサージで血行を良くすると、 血液の流れに乗って「毛根の細胞」に栄養がゆきわたりやすくなります。   とはいっても、マッサージなんて難しそう・・・という方に。   簡単にできる「Wマッサージ」をご紹介するんですな~。   Wマッサージとは、「洗髪中」と、「洗髪後」の両方でマッサージすること。 1)洗髪時は、シャンプーブラシでマッサージ。...

2019年9月号【日射しで傷んだ髪のケア】

2019年9月号【日射しで傷んだ髪のケア】

このコラムは2019年9月に書かれました🐝 皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。   少しずつ秋の気配が感じられるものの、太陽がサンサンと照りつける日々。 屋外に長くいると、髪がごわついてからまりやすくなりますが、原因は紫外線なんですな~。   紫外線を当てた髪。これを顕微鏡で見ると、「料理人が包丁を入れたキュウリ」にそっくりなんですな~。(このキュウリは、海鮮料理の名店で発見しました。)   紫外線によって、髪表面を保護しているウロコ状の「キューティクル」がめくれ上がり、ささくれ立つのです。その結果、手触りがジャリジャリとしてごわつき、ささくれ立った髪同士がからまるんですな~。   キューティクルの成分「タンパク質」を紫外線が分解することで、この現象が起こります。   分解されたキューティクルのタンパク質は、元に戻りません。   ただし、「ささくれ立ったキューティクル」を落ち着かせて、ごわつきやからまりを解消することは可能なんですな~。 方法は、お風呂の中と外の「ダブルトリートメント」でのうるおい補給。   ★お風呂の中で★ シャンプー後、トリートメントを塗布。根元にはつけず、ごわつく毛先などにタップリと。手でなじませた後、目のあらいクシでコーミング(トリートメント用コームが100均にもあったんですな~)。髪をアップにして約5分放置し、その間はできれば湯船に入ったりシャワーキャップをかぶったりしてスチーミング。あとすすぎます。   ★お風呂の外で★ タオルドライ後、毛先中心にアウトバストリートメントを塗布。剤型は、うるおい補給に効果的なミルクタイプがおすすめですな~。そのあと乾かしますが、仕上げに冷風を当てて髪をひきしめます。   髪にしなやかさ・なめらかさが戻ったら・・・「おしゃれの秋」が来ますかな~。 まあ自分は「食欲の秋」なんですな~。   それでは、次回のコラムもお楽しみに。

2019年9月号【日射しで傷んだ髪のケア】

このコラムは2019年9月に書かれました🐝 皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。   少しずつ秋の気配が感じられるものの、太陽がサンサンと照りつける日々。 屋外に長くいると、髪がごわついてからまりやすくなりますが、原因は紫外線なんですな~。   紫外線を当てた髪。これを顕微鏡で見ると、「料理人が包丁を入れたキュウリ」にそっくりなんですな~。(このキュウリは、海鮮料理の名店で発見しました。)   紫外線によって、髪表面を保護しているウロコ状の「キューティクル」がめくれ上がり、ささくれ立つのです。その結果、手触りがジャリジャリとしてごわつき、ささくれ立った髪同士がからまるんですな~。   キューティクルの成分「タンパク質」を紫外線が分解することで、この現象が起こります。   分解されたキューティクルのタンパク質は、元に戻りません。   ただし、「ささくれ立ったキューティクル」を落ち着かせて、ごわつきやからまりを解消することは可能なんですな~。 方法は、お風呂の中と外の「ダブルトリートメント」でのうるおい補給。   ★お風呂の中で★ シャンプー後、トリートメントを塗布。根元にはつけず、ごわつく毛先などにタップリと。手でなじませた後、目のあらいクシでコーミング(トリートメント用コームが100均にもあったんですな~)。髪をアップにして約5分放置し、その間はできれば湯船に入ったりシャワーキャップをかぶったりしてスチーミング。あとすすぎます。   ★お風呂の外で★ タオルドライ後、毛先中心にアウトバストリートメントを塗布。剤型は、うるおい補給に効果的なミルクタイプがおすすめですな~。そのあと乾かしますが、仕上げに冷風を当てて髪をひきしめます。   髪にしなやかさ・なめらかさが戻ったら・・・「おしゃれの秋」が来ますかな~。 まあ自分は「食欲の秋」なんですな~。   それでは、次回のコラムもお楽しみに。

2019年8月号【頭皮の日焼けケアは、肌用の化粧水で】

2019年8月号【頭皮の日焼けケアは、肌用の化粧水で】

このコラムは2019年8月に書かれました🐝 皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。 夏真っ盛りなんですな~。 前回のクイズで「頭皮の日焼け」をテーマにしたのですが・・・ 真夏日に一日中外にいたら、自分の頭皮も日に焼けたのでした。 その7月のクイズでは、 「夏は、頭頂部の分け目が日に焼けやすいから、頭頂部の地肌にもトリートメントをつけると良い」◯か×か? とおたずねしました。     答えはずばり、「×」なんですな~ (但し、頭皮ケア専用トリートメントで、ノンシリコーンのものは例外的に〇ですな~。) 多くのトリートメントに「シリコーン」という髪をコートする成分が配合されています。 商品のパッケージに「ジメチコン」「アモジメチコン」「ジメチコノール」などと表示されている成分が「シリコーン」なんですな~。また「薬用」や「医薬部外品」と書かれた商品では「高重合メチルポリシロキサン」などと表示されているんですな~。 これらの「シリコーン」は、髪をコートして表面をなめらかにする有用な成分です。安全性も確認されているんですな~。 トリートメントに配合された「シリコーン」は、髪の絡まりや摩擦を防ぎ、滑らかな手触りにする働きをしています。 ところが、シリコーン入りのトリートメントが地肌についてしまうと「×頭皮はうるおわないのに、根元がベタっと重くなる」という問題の原因になることがあるんですな~。 フェイスケアに例えると、皮脂が多いTゾーンに「リッチなクリーム」をつけて、べたつきが悪化するようなものなんですな~。 トリートメントは頭皮につかないよう、髪のケア専用で使用し、頭皮の日焼けケアは別で行うことをおすすめするんですな~。 では、日焼けした頭皮のケアは??と言いますと・・・ 頭頂部の分け目などの頭皮が日に焼けたら、肌用の化粧水で保湿することをおすすめするんですな~。肌に合えば、ボディ用の大容量・コスパ重視の商品でもOK。 また、頭皮の一箇所に紫外線のダメージが集中しないように分け目を時々変えることもポイントなんですな~。 梅雨も明けて、夏本番。 皆さま、熱中症に気をつけて健やかにお過ごしくださいな~。 それでは、次回のコラムもお楽しみに。  

2019年8月号【頭皮の日焼けケアは、肌用の化粧水で】

このコラムは2019年8月に書かれました🐝 皆さんの髪を美しく健やかに、というテーマを掲げて日々研究しているシャンプー博士です。 夏真っ盛りなんですな~。 前回のクイズで「頭皮の日焼け」をテーマにしたのですが・・・ 真夏日に一日中外にいたら、自分の頭皮も日に焼けたのでした。 その7月のクイズでは、 「夏は、頭頂部の分け目が日に焼けやすいから、頭頂部の地肌にもトリートメントをつけると良い」◯か×か? とおたずねしました。     答えはずばり、「×」なんですな~ (但し、頭皮ケア専用トリートメントで、ノンシリコーンのものは例外的に〇ですな~。) 多くのトリートメントに「シリコーン」という髪をコートする成分が配合されています。 商品のパッケージに「ジメチコン」「アモジメチコン」「ジメチコノール」などと表示されている成分が「シリコーン」なんですな~。また「薬用」や「医薬部外品」と書かれた商品では「高重合メチルポリシロキサン」などと表示されているんですな~。 これらの「シリコーン」は、髪をコートして表面をなめらかにする有用な成分です。安全性も確認されているんですな~。 トリートメントに配合された「シリコーン」は、髪の絡まりや摩擦を防ぎ、滑らかな手触りにする働きをしています。 ところが、シリコーン入りのトリートメントが地肌についてしまうと「×頭皮はうるおわないのに、根元がベタっと重くなる」という問題の原因になることがあるんですな~。 フェイスケアに例えると、皮脂が多いTゾーンに「リッチなクリーム」をつけて、べたつきが悪化するようなものなんですな~。 トリートメントは頭皮につかないよう、髪のケア専用で使用し、頭皮の日焼けケアは別で行うことをおすすめするんですな~。 では、日焼けした頭皮のケアは??と言いますと・・・ 頭頂部の分け目などの頭皮が日に焼けたら、肌用の化粧水で保湿することをおすすめするんですな~。肌に合えば、ボディ用の大容量・コスパ重視の商品でもOK。 また、頭皮の一箇所に紫外線のダメージが集中しないように分け目を時々変えることもポイントなんですな~。 梅雨も明けて、夏本番。 皆さま、熱中症に気をつけて健やかにお過ごしくださいな~。 それでは、次回のコラムもお楽しみに。  

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